中学受験の理科 植物の覚え方~脳のしくみを利用して効率よく!

本番までの限られた時間を、もっと効率よく使いましょう! 以下の記事を、ご覧ください。
中学受験の理科【偏差値アップの勉強法】合格のカギは4つだけ!

                          

2018/11/05

植物分類(GIF)

「うちの子は自然が好きなのに、理科の点が取れません。」という質問を受ける事があります。どんなに自然が好きでも、理科の点数はとれません。知識テーマは、覚える必要があるからです。

「うちの子は昆虫が嫌いなので、覚えられません。」という質問もあります。「覚える」という事と「好き・きらい」「とくい・にがて」とは、全く関係がありません。

学校で、きらいな人の名前が覚えられないという人はいません。同級生の名前を覚えられない人もいません。名前を覚えるのに、一生けんめい努力している人はいるでしょうか。とても少ないと思います。

では、なぜ覚えられるのでしょうか。それは、毎日学校に行くからです。毎日接しているうちに、自然と覚えてしまうのです。

人間の脳は、毎日ふれるものを覚えてしまうようになっています。逆に毎日学校に行って、絶対に一人も名前を覚えるなと言われて、そんな事できる人がいるでしょうか。不可能でしょう。

1つのテーマで覚える項目の数が少ないのであれば、ゴロ合わせを使えば良いでしょう。でも例えば植物分類で覚える植物は、100以上あります。ゴロ合わせは使えません。これを覚える方法は、他のテーマと全く違います。

 

本番までの限られた時間を、もっと効率よく使いましょう! 以下の記事を、ご覧ください。
中学受験の理科【偏差値アップの勉強法】合格のカギは4つだけ!

【植物の覚え方】覚える方法とは?

具体的な例として、1テーマで100項目を覚えるとします。1日に5~10分を、毎日使ってください。それ以上の時間を使っても、どうせ忘れるのでムダです。

1日目に、5~10分で最初から出来る範囲で覚えます。一生懸命やる必要はありません。ボーっとながめる程度です。2日目には、その続きを覚えます。3日目・4日目と続きを覚えていき、最後までいったら元に戻ります。元に戻った時には、たぶん1つも覚えていないはずです。それが当たり前です。

かまわず同じ事を続けてください。 3回目に戻った時にも、まったく覚えていないでしょう。かまわず続けます。何回かくりかえすうちに、1つとか2つを覚えている事に気づくはずです。

さらにくりかえすうちに、2つが3つに、さらに4つ5つと増えていきます。学習というものは、時間がたつほど加速していきます。

覚えるのをあきらめる人は、最初の2週間以内で止めてしまう事が多いのです。やっぱり無理と思って、あきらめてしまいます。もう少し続ければ自然に覚えられるのに、もったいない事です。

要するに、毎日5~10分ほどの時間を使って触れ続ける事で、いつの間にか覚えてしまいますので、気楽にやってください。100項目であれば、1ケ月ほどで覚える事ができるでしょう。

 

本番までの限られた時間を、もっと効率よく使いましょう! 以下の記事を、ご覧ください。
中学受験の理科【偏差値アップの勉強法】合格のカギは4つだけ!

【植物の覚え方】覚えるための優先順位とは?

では具体的に理科の植物分類で、どのようにすれば良いかを説明します。

ものごとには基本パターンがありますから、覚えるのは例外からです。例外さえ覚えてしまえば残りは基本パターンなので、点を取るために効率が良いのです。

以下が、植物分類を覚えるための優先順位です。なお、単語の意味は解説しませんので、分からない場合は教科書で調べてください。

1 まず、「裸子植物」を覚えます。マツ・スギ・ヒノキ・イチョウと、リズムで一気に覚えてください。この4つだけで充分です。植物の基本は「虫ばい花」・「両性花」です。裸子植物は「風ばい花」・「単性花」ですから完全に例外です。仲間わけの問題で裸子植物は別物ですから、これを覚えるだけで点が取れるのでお得です。

2 毎日食べているご飯は「イネ科」ですが、理科的にはとても大事な植物です。「風ばい花」だからです。「イネ科」の植物を覚えてしまえば、「風ばい花」の暗記は完了した事になります。まずは、イネ・ムギ・トウモロコシをリズムで一気に覚えてください。1秒以内で言えるようになってください。言えるようになったら、ススキ・エノコログサを追加してください。

3 「ウリ科」の植物はとても身近ですが、これも役に立ちます。「単性花」だからです。「ウリ科」の植物を覚えてしまえば、「単性花」の暗記は完了した事になります。ウリ・ヘチマ・キュウリ・カボチャ・スイカ・ユウガオをまず覚えてください。これらが「ウリ科」というのは、何となく分かると思います。これで、「風ばい花」と「単性花」の暗記が完了しました。

4 ユウガオが出たので、ついでに。残りのアサガオ・ヒルガオ・ヨルガオは「ヒルガオ科」ですから、覚えてしまいましょう。あと、サツマイモも「ヒルガオ科」なので覚えましょう。

5 サツマイモが出たので、次に身近なジャガイモの仲間である「ナス科」を覚えましょう。ナス・トマト・ピーマン・ジャガイモです。ナス・ピーマン・トマトは、種の様子がとても似ているので分かりやすいと思います。

以上を覚えたら、あとは少しづつ加えていきましょう。

 

本番までの限られた時間を、もっと効率よく使いましょう! 以下の記事を、ご覧ください。
中学受験の理科【偏差値アップの勉強法】合格のカギは4つだけ!

【植物の覚え方】さらに覚えるための優先順位とは?

以下に優先順位の高いものを、あげておきます。繰り返しますが、1日に5~10分以上は使わないでください。

1 双子葉植物

(1)離弁花

・アブラナ科: キャベツ・ダイコン・アブラナ・ナズナ

・バラ科:    サクラ・バラ・モモ・リンゴ・イチゴ

・マメ科:   インゲンマメ・エンドウ・ソラマメ・アズキ・シロツメクサ

(2)合弁花

・キク科:   キク・タンポポ・コスモス・ダリア・ヒマワリ・ヒメジョオン・ハルジオン

・ツツジ科:  ツツジ・サツキ

2 単子葉植物

・ユリ科:   ユリ・チューリップ・タマネギ

・アヤメ科:  アヤメ・ハナショウブ・カキツバタ

タマネギを食べる前に、よく観察してみてください。青いスジは、葉脈です。ユリ科植物の球根は子どもたちのため、葉に栄養をたくわえているのですね。

本番までの限られた時間を、もっと効率よく使いましょう! 以下の記事を、ご覧ください。
中学受験の理科【偏差値アップの勉強法】合格のカギは4つだけ!