中学受験の理科 水溶液の覚え方~これだけで受験対策は完ペキ!

本番までの限られた時間を、もっと効率よく使いましょう! 以下の記事を、ご覧ください。
中学受験の理科【偏差値アップの勉強法】合格のカギは4つだけ!

                          

2019/08/02

暗記テーマです。しかも全てを完璧に覚えておかないと点が取れません。

さまざまな実験結果をもとにして、どの試験管に何の水溶液が入っていたかを考える問題が多いからです。

 

うろ覚えの部分があると、いもづる式に分からなくなってしまいます。

ここでは、小学4年生が1回の授業で、授業中に全て覚えてしまう方法を説明します。

 

水溶液に、溶けている物質から覚えます。

 

水溶液の名前は、問題文に書いている複数の水溶液から選ぶ事がほとんど。ですから、最初に覚えるのは、水溶液に溶けている物質の名前です。

よく見ると、ほとんどの物質名は水溶液の名前に出ています。異なるのは、塩酸(塩化水素)と炭酸水(二酸化炭素)と石灰水(消石灰)だけです。

 

これから受験までに、塩酸(酸性)と水酸化ナトリウム水溶液(アルカリ性)の2つに、いやというほど触れる事となります。

別テーマの「中和計算」で登場する水溶液だからです。そのため、塩酸に塩化水素が溶けている事は、受験生なら必ず覚えているでしょう。

 

炭酸水に二酸化炭素が溶けている事も、すでに知っている人は多いと思います。

結局、覚える必要があるのは、「石灰水に溶けているのは消石灰」だという事でしょう。

 

消石灰は、土の酸性をやわらげるために使うので、園芸店で売られています。消石灰を加えることによって、植物が好む土の質に変えるのです。園芸店で確認すると分かると思いますが、白い粉だから固体です。

以前は、校庭に白線を引く時に使っていましたが、目に入ると危険なため、現在は別のものが使われています。わかりやすいので、すぐに覚えられると思います。  

 

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水溶液に、溶けている物質の状態(固体・液体・気体)

次に覚えるのは、溶けている物質の状態(固体・液体・気体)です。

水溶液を蒸発皿に入れて加熱すると、固体が溶けていれば蒸発皿に残るし、液体や気体であれば水とともに蒸発してしまいます。実験結果で皿に固体が残ったかどうかによって、水溶液を見分けていくわけです。

 

常識的に考えると、見分けのつくものが多いので、注意するのは「硫酸(液体)」と「ほう酸(固体)」と「アンモニア(気体)」と「じゅうそう(固体)」でしょう。

「じゅうそう」は、台所に調理用または洗剤用としてあるかもしれないので、確認してみてください。

 

水溶液の、液性(酸性・中性・アルカリ性)

次は、液性(酸性・中性・アルカリ性)です。 酸性の水溶液には、「酸」という文字が入っていますから、間違える人はいないでしょう。だからと言って、水酸化ナトリウム水溶液を酸性だと考える受験生はいません。

ですから、注意するのは、中性とアルカリ性の見分けかたで、それも簡単です.

 

普通になめたり飲んだりするなら、中性の水溶液。

こんなの、普通はなめたり飲んだりしないでしょ、と思ったらアルカリ性の水溶液です。

 

結局、常識的に考えれば、間違える事はありません。

 

水溶液の、におい

次は、「におい」。

鼻をさすにおいは、「塩酸」と「酢酸」と「アンモニア水」です。

 

「塩酸」は受験生の常識。「酢酸」は台所で確認してください。かなりうすめているのに、においは強烈です。

「アンモニア水」が強烈なのも、知っている人は多いと思います。まちがえる事はないでしょう。

 

1つだけ注意しておきたいのが、「アルコール水」。「鼻をさすにおい」ではありません。もしそうだったら、大人がお酒を飲むなんてありえません。

においはしますが、「アルコール特有のにおい」です。

 

水溶液に、溶けている物質の色

最後に色です。

化学で「黒」が出てきたら、「二酸化マンガン」か「こげた砂糖」。砂糖はこげますが、食塩はこげません。

 

水分をすってべたべたになった食塩を使いたくない人は、「焼き塩」を使います。

加熱して水分を蒸発し、サラサラな食塩にするのです。いくら加熱しても、食塩は白いまま色は変わりません。

 

そして、最後に「白」です。水溶液で「白」が出てきたら、石灰水。石灰水に二酸化炭素を通すと(ストローで息を吹き続けてもよい)、白くにごります。

もし、水溶液どうしを混ぜて白くにごったら、相手は二酸化炭素が溶けている炭酸水です。

 

これで、水溶液を完了して、指示薬に移ります。  

 

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指示薬の種類と色の変化

 

酸性やアルカリ性の程度は、「ph」という数値で示します。

この値は、「phメーター」で調べる事ができます。

 

「ph」は「0」から「14」までで、ちょうどまん中の「7」が中性です。それよりも小さければ酸性で、値が小さくなるほど強い酸性となります。

逆に値が7よりも大きければアルカリ性で、値が大きくなるほど強いアルカリ性です。

 

だから、表では左側が酸性で左にいくほど強酸性、右側がアルカリ性で右にいくほど強アルカリ性になっています。

 

覚え方:「リトマス紙」と「フェノールフタレイン液」

指示薬はまず、「リトマス紙」と「フェノールフタレイン液」をセットで覚えます。

なぜならば、色の変化が「リトマス紙は酸性で赤」に対して、「フェノールフタレイン液はアルカリ性で赤」と逆だから、覚えやすいのです。

 

「リトマス紙が酸性で赤」というのは、さまざまな覚え方がありますが、「梅干し」と覚えるのが最も分かりやすいと思います。

梅干しは酸っぱくて(酸性)、「青」い実が「赤」い梅干しに変わるからです。

 

そして、「リトマス紙」の色の変化は、酸性とアルカリ性で逆ですから、覚えるのは簡単だと思います。

 

覚え方:「BTB液」と「むらさきキャベツ液」

次に、「BTB液」と「むらさきキャベツ液」を、セットで覚えます。

 

まずは「むらさきキャベツ液」です。これを覚えるために、次のようなシーンを思いうかべてください。

森の中でベビーカーの中に、赤ちゃんがすやすやと眠っています。よく見ると、その周りを、多くの何者かが遠くから取り囲んでいる感じ。そして、だんだんベビーカーに近づいているのです。

しかも、さらによく見ると、取り囲んでいるのは「全身が青いミッキーマウス」でした。不気味です。赤ちゃんは、大ピンチです。

 

赤ちゃん(赤) ピンチだ(ピンク) むらがる(むらさき) 青ミッキー(青 緑 黄)

 

「むらさきキャベツ液」を、左(酸性)から右(アルカリ性)に向けて覚える事ができました。

こんどは「BTB液」を、右(アルカリ性)から左(酸性)に向けて見てください。「青ミッキー」となっています。

 

これで指示薬も完了しました。 1度覚えたら、たまに復習をすれば忘れる事はないでしょう。

 

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