中学受験の理科 地層の対比~この理解だけで受験対策は完ペキ!
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2023/07/24
地層と岩石の基本を、以下の記事で確認してから、今回の問題に取り組んでください。地層と岩石(1)は、こちらからどうぞ。
⇒ 中学受験の理科 地層と岩石(1)
地層と岩石(2)は、こちらからどうぞ。
⇒ 中学受験の理科 地層の順番~地層と岩石(2)
【地層の問題】
ボーリング調査をすると、同じ地層(黄色部分)の位置は上(右図)のようになりました。この地域の地層は、どの方向にかたむいていますか?
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地層の問題:解答と解説
次の2つを守れば、ほとんどの問題を解くことができます。
1 すべて標高で考える。
2 東西と南北を、べつべつに考える。
左図からA地点の地表面は標高70mで、示された地層は地表面から25m下にあります。
70m-25mで、標高45mの位置にある事がわかります。
B地点の地表面は標高60mで、示された地層は地表面から5m下にあります。
60m-5mで、標高55mの位置にある事がわかります。
C地点の地表面は標高70mで、示された地層は地表面から15m下にあります。
70m-15mで、標高55mの位置にある事がわかります。
これで、各地点における地層の標高がわかりました。
「各地点における地表面の標高」を右図に、「指定された地層の標高」を左図に書きこむと、わかりやすくなりますね。
最後は、左図で考えましょう。まず東西を比べてみます。A地点とB地点を比べると、東のA地点における地層のほうが低くなっているようです。
つまり東にいくほど、下向きに傾いているという事がわかりました。
次に南北を比べます。B地点とC地点を比べると、地層の位置は変わりません。
つまり南北には傾いていない事がわかります。
このようにして、図を使いながら2つのルールを守る事によって、簡単に解く事ができますので、練習してみてください。
仕上げとして、演習問題に取りくんでみましょう。
地層の対比1
⇒ 中学受験の理科 地層の対比についての問題演習と解説【1】
地層の対比2
⇒ 中学受験の理科 地層の対比についての問題演習と解説【2】
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