中学受験の理科 セキツイ動物の分類~これだけ覚えると完ペキ!
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2023/06/14
【セキツイ動物の分類】
次の動物を、「魚類」「両生類」「は虫類」「鳥類」「ほ乳類」に分類しましょう。
ペンギン、サンショウウオ、カモノハシ、ヤモリ、アザラシ、サメ、ダチョウ、イモリ、イルカ、カメ、シャチ、エイ、コウモリ、ワニ、タツノオトシゴ、アシカ、ヘビ、イカ
まちがえやすいものばかりを集めたので、これができれば大丈夫でしょう。
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「セキツイ動物の分類」の問題:解答と解説
魚類は、サメ・エイ・タツノオトシゴ。
イカを魚類と答える人がいますが、イカには背骨がないのでセキツイ動物ではありません。軟体動物です。
両生類は、サンショウウオ・イモリ。
は虫類は、ヤモリ・カメ・ワニ・ヘビです。
鳥類は、ペンギン・ダチョウです。 ペンギンが水中を泳ぐ姿を見た事はありますか?
よく見ると、ペンギンは鳥の羽ばたきと同じ動きをしています。水中を飛んでいるのです。
ほ乳類は、カモノハシ・アザラシ・イルカ・シャチ・コウモリ・アシカです。
ほ乳類は「哺乳類」と書きます。「哺」という漢字は、「口で食べる」という意味。カモノハシは卵で生まれますがお乳で育つので、定義では「ほ乳類」という事になります。
ほ乳類が最も頭が良いのか、水族館で芸をしているのはすべて「ほ乳類」です。
イモリとヤモリのちがいは?
イモリとヤモリを混同する人が多いのですが、理科の世界では2つとも有名な生き物ですから、絶対にまちがえないでください。
イモリは漢字で「井守」と書きます。井戸の「井」がつくので、水に関係のある両生類だと考えましょう。
ちなみに、ヤモリは漢字で「家守」。家の守り神なのです。
もし、絵を見て答える問題だったら、どこを見れば良いでしょうか。指先を見てください。
指先が吸盤のように広がっているのがヤモリで、そうでないのがイモリです。
ヤモリが有名なのは、吸盤のような指先で壁も天井も自由に動きまわる事ができるからです。これは吸盤ではありません。
こんな靴があれば宇宙飛行士にとても便利だろうと、アメリカのNASAでも仕組みを研究しているそうです。
イモリが有名なのは、再生する力が非常に強いから。トカゲのしっぽを切ると再生する事は有名ですね。
イモリの場合は、しっぽどころか、足・あご・眼球のレンズも再生します。なんと、心室(心臓の部屋)の半分を切り取っても再生するそうです。
いま話題の「再生医療」の、お手本といえるでしょう。
仕上げとして、問題演習に取りくんでみましょう。
【問題演習:セキツイ動物の分類1】
⇒ 中学受験の理科 セキツイ動物の分類についての問題演習と解説【1】
【問題演習:セキツイ動物の分類2】
⇒ 中学受験の理科 セキツイ動物の分類についての問題演習と解説【2】
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