中学受験の理科 人体の血液循環~この順番で理解して基本は完ペキ!

本番までの限られた時間を、もっと効率よく使いましょう! 以下の記事を、ご覧ください。
中学受験の理科【偏差値アップの勉強法】合格のカギは4つだけ!

                          

2018/11/05

黒板の問題に取り組む前に、必要になる知識を整理しておきます。

最初に、血液と血管の名前に注意しましょう。 血液の名前は、血液に含まれる成分で決まります。

全身の細胞は24時間365日、酸素と栄養を材料にして生きるためのエネルギーを作っています。だから生きているかぎり、血液中の酸素と栄養は減り続けます。逆に、二酸化炭素は増え続けます。

 

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血液循環の問題:必要な知識

酸素が多くて二酸化炭素の少ない血液が、「動脈血」です。逆に酸素が少なくなって、二酸化炭素の増えた血液が「静脈血」です。

一方、血管の名前は、心臓を中心にして決まります。心臓から血液が出ていく血管は動脈で、心臓に血液がもどる血管は静脈です。

血液と血管の名前は、異なる考え方で決定しています。だから、「動脈」という血管の中を「動脈血」が流れているとは限りません。「静脈」という血管の中を「静脈血」が流れているとも限らないのです。

具体的に見てみましょう。全身から心臓に戻ってきた血液は、酸素が少なく二酸化炭素が多い「静脈血」です。全身に血液を送る前に、血液をきれいにしなければなりません。つまり、体に不必要な血液中の二酸化炭素を取り除いて、不足している酸素を血液に補給します。

この働きをするのは肺ですから、いったん心臓から肺に血液を送る必要があります。肺で「きれい」になった血液は、また心臓にもどります。そして心臓から全身に向けて、新鮮な血液が送られます。

この流れの中で、血液と血管との関係を見てみましょう。

心臓に戻ってきた血液は「静脈血」で、すぐに肺に送られます。肺に送られるという事は、心臓から出ていく血管ですから「動脈」です。「動脈」の中を「静脈血」が流れている事になります。

肺から戻る血液は、新鮮な「動脈血」です。肺から心臓に戻ってくる血管は「静脈」です。「静脈」の中を「動脈血」が流れています。

このような入れちがいは、心臓と肺との間だけで起こる事です。

 

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血液循環の問題:解答と解説

心臓と肺との間では血液のやり取りをするため、双方向の道があります。図に双方向の道があれば、心臓と肺です。

肺は心臓とだけ血液をやり取りし、心臓は全身と血液をやり取りしているので、Bが心臓でAが肺です。

生物(動物・植物)は24時間365日、酸素と栄養を必要とします。寝ていても呼吸はするのに食べなくても良いのは、かん臓が働いているからです。かん臓が栄養をたくわえておいて、血液中の栄養が足りなくなると追加してくれるのです。

栄養を吸収するのは小腸でした。だから、小腸から出発する血液は、すべて「かん臓」へと向かう必要があります。つまり、「かん臓」と「小腸」の間には、一方通行の道があります。

「かん臓」からは、心臓にもどる道があります。でも、「小腸」から心臓にもどる道はなく、「かん臓」に向かう一本道のみです。だから、Cが「かん臓」で、Dが「小腸」です。

さらに、D(小腸)のまわりの血管のようすから、B・C・D・Eの上側にある血管が動脈(心臓から血液が送られてくる)で、下側にある血管が心臓にもどる静脈である事も分かります。

また、a地点の血管が肺動脈で、その上側にある血管が肺静脈です。

残った臓器は「じん臓」ですから、Eは「じん臓」です。

a地点(肺動脈)は血液が肺で新鮮になる直前ですから、血液中の酸素が最も少なく二酸化炭素が多い所です。

b地点は血液が肺で新鮮になった直後なので、血液中の酸素が最も多く二酸化炭素が少ない所です。

栄養を吸収するのは小腸なので、食後の栄養分が最も多い所はc地点です。

血液中の栄養分が少なくなると、おなかがすきます。このとき血液に栄養分を補給するのは「かん臓」なので、おなかがすいた時に栄養分が最も多い所はd地点です。

体にとって不要である二酸化炭素を、体の外に出す役割をするのは「肺」でした。二酸化炭素以外の不要物を取り除くのは、「じん臓」です。二酸化炭素以外の不要物が最も少ない所は、e地点です。

心臓には、右心房・右心室・左心房・左心室と4つの部屋があります。これらのうち、全身に血液を送り出すのは左心室です。全身の血管の中を血液が絶えず流れているのは、ひたすら左心室がポンプとして動き続けているからです。他よりも強い力がかかるので、最もかべが厚いのも左心室となります。

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