中学受験 理科 植物~マツ(裸子植物)の特ちょう

 

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2023/10/10

 

 

葉が針のように細い形をした針葉樹のなかで、マツ科は代表的なものといえ、アカマツ・クロマツ・ゴヨウマツなど種類も多いです。なおカラマツは、日本における針葉樹のなかで、ただ1つの落葉樹となります。

海岸地帯の景観(松島、天橋立など)、街路樹、庭園樹などとして人々に親しまれ、はちに植える盆栽ぼんさいとして楽しむにも人気の樹木です。その他、木材・燃料・葉を編んだ工芸品などにも利用され、松の実は食用となります。

冬でも青々とした葉をつける松は、冬でも青い竹、冬に花を咲かせる梅とともに「松竹梅」と呼ばれ、長生きを意味するおめでたい樹とされます。また、お正月に家の門に門松かどまつをかざるのは、神を家に出むかえるための目印とされているのだとか。

 

 

マツの子葉(発芽して最初に開く葉)を見かけることはほとんどありませんが、子葉は3枚以上でてくる多子葉植物です。

マツの花は、雌雄同株単性花(1つの同じ株に、オシベのみのオバナと、メシベのみのメバナを付ける)で、風ばい花。雄花(オバナ)で作られた花粉は、風によって雌花(メバナ)に運ばれ受粉します。オバナとメバナが離れているのは、他花受粉するために工夫しているようですね。マツの花粉には風船のようなふくろがついており、風に乗って遠くまで運ばれやすくなっています。

実は「松かさ」または「松ぼっくり」と呼ばれます。種子につばさをもつものが多く、できるだけ遠くまで種子を運んで生息域を広げようとしているわけです。

 

 

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