中学受験の理科 電流と電気回路~スイッチ回路の問題演習と解説【1】

 

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2021/05/05

 

この演習問題は、かならず「電流と電気回路の基本(⇒ 中学受験の理科 電流と電気回路~この順番で学ぶと基本は完ペキ!)」の学習を終えてから取りくんでください。

 

【問題】

かん電池が1つ、豆電球が1つのとき、流れる電流を「1」とします。

次の2パターンについて、それぞれ豆電球A~Eに流れる電流の大きさを答えましょう(電流が流れない場合は「0」)。

  1. スイッチ「ウ」を閉じたとき。
  2. スイッチ「エ」を閉じたとき。

 

解答と解説

【解答】

① A:3分の1 B:3分の1 C:3分の1 D:0 E:0

② A:5分の1 B:5分の1 C:5分の1 D:5分の1 E:5分の1

 

【解説】

スイッチのある回路は、次の手順で電流をもとめます。

  1. 閉じるスイッチを、図の上で閉じたように記す。
  2. かん電池のプラスからマイナスに向けて、豆電球を通る一筆書きでなぞる。
  3. 基本の回路図に置きかえる。
  4. 電流をもとめる。

 

①ではスイッチ「ウ」を閉じるので、手順1~3の結果は以下のようになります。

 

かん電池1つに対して、豆電球3つ直列(A・B・C)の電気回路で、D・Eに電流は流れません。

よって、電流は「A = B = C = 3分の1」「D = E = 0」となります。

 

 

②ではスイッチ「エ」を閉じるので、手順1~3の結果は以下のようになります。

 

かん電池1つに対して、豆電球5つ直列(A・B・C・D・E)の電気回路です。

よって、電流は「A = B = C = D = E = 5分の1」となります。

 

 

次の問題演習は、「スイッチのある電気回路2」です。
中学受験の理科 電流と電気回路~スイッチ回路の問題演習と解説【2】

 

 

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