中学受験の理科 過去問の取り組み方

 

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2022/12/08

過去問に取り組むタイミング

過去問への取り組みといっても、普段の勉強法が変わるわけではありません。

普段の勉強法については、『合格のカギは4つだけ!(⇒ 中学受験の理科【偏差値アップの勉強法】合格のカギは4つだけ!』を参考にしてください。

 

過去問を解き始めるタイミングは、非常に大事です。

基本問題を解く力が充分についていない状態で取り組むと、自信を失いかねません。あまり遅く取り組んでも、後に説明する目的を果たすことができなくなります。

 

解き始めのめやすとしては、6年生の9月後半から冬休み前までと考えてください。

過去問に取り組むまでは、何といっても基本を固めることが最優先です。

 

最初から志望校の過去問に取り組むのではなく、基本問題を中心に出題している学校から始めると良いでしょう。

科目に関係なく、過去問は時間を計って本番のつもりで解きます。

 

注意していただきたいのは、「問題」には大きく分けて2つの種類があるという事です。1つは、演習を重ねることで力がつく問題。2つめは、実力を試すための問題。

入試問題は、実力を試すための問題なのです。

 

 

本番までに与えられた時間の量は同じなのに、なぜ生徒によって結果が違うのか。それは、時間の使いかたが異なるからです。どうせなら近道で確実に効率よく合格に向かって進んでいきましょう! くわしくは、以下からどうぞ。
中学受験 理科 偏差値アップの勉強法

 

 

 

過去問に取り組む目的をしっかりと定めましょう!

過去問は実力を試すための問題ですから、何度も解きなおしたからといって力がつくものではありません。

以下2つの目的を達成するためにだけ時間を使い、それ以上の時間を使わないようにしてください。

 

【目的1】 志望校の出題傾向と問題文の特徴を知って、慣れる。

【目的2】 合格するために、自分が本番までに補強しなければならないテーマを知る。

 

本番で難問を解く必要はありませんから、時間配分がねらい通りであったかどうか確認します。

そして採点してみて絶対に取るべき基本問題を落としていた所があれば、そこは必ず補強すべきです。

 

過去5年分は、必ず取り組んでください。

それより前の問題を解く時には、【目的1・2】から少し遠ざかっていると考えたほうが良いでしょう。

 

新しい順に解き始めるのがよいのか、古い順に解き始めるのがよいのか、正解はありません。

目的をしっかり定めて、自分が心地よい順番で取り組んでください。

 

理科は受験前日まで、偏差値をアップし続けることができます。

過去問の取り組みも、本番の点数をアップするためにだけ使いましょう。

 

 

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くわしくは、以下の記事をご覧ください。
中学受験 理科 偏差値アップの勉強法

 

 

 

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